「タダタパ」・・タダの誘惑に美味いもの逃す？

  ルーゴの前に泊まったアストゥルガもそうでしたが、このアタリは「タダタパ」のメッカのよう。 バルに入って飲み物を頼むと、まずは冷たいタパス（オードブル）のワゴンが来ます。 たくさんの中から１個選んで、その後、暖かいタパスも１個選べます。 　１件目は訳がわからなく座っていると、2回聞いてくれたの。冷たいの「どれにする？」 そして温かいタパスのメニューを持って来てくれて、「どれにする？」 　2件目は、最初に温かいメニューから「これ」とオーダーして、そのあと冷たいタパスのワゴンが来たの。   　その繰り返しで3件ハシゴ。飲み物はカーニャ（生ビール、グラス）や、シードラ。 ワインはあるけど、ここルーゴのバルはサングリアはないの。そしてシードラは、上から注いでくれないでただの小瓶。 小瓶のシードラはやっぱり日本でのいわゆる大手シードルみたいで、ジュースっぽくてつまんない。 友人が、シードラを上から注ぐマネをして「これやらないの？」って来たら、 ウエイターさん「ないない。それは、アストゥルガだよ〜」ですって。   　でも、生ビールが一杯1.7€。ワインもだいたいそれくらい。だから3件ハシゴしても700円で済んじゃった。 食べ物？？これも冷たいの、暖かいの、ちょっとづつタダタパ。 でも、なんだか物足りない。だって、冷たいバケットにサラミのスライスが載ったのとか、食パンのサンドとか、 暖かいオードブルも、目玉焼きとか、コロッケとか、トリッパとか、パエリアとか、ほんの一口だけど、けっこうお腹いっぱいになる。 ２軒目で選んだ目玉焼き、おいしかったのだけど、気がつけばその店はスペイン風オムレツの専門店らしく、 あ〜あ、ちゃんとオムレツ食べればよかった・・といまになって日本で後悔してる。 タダとか、オトクに流れちゃって、短いスペイン滞在中でめったに食べられない物を逃しちゃったな・・と。 　ナサケナイって自分をちょい反省。 　こんどルーゴ行ったら、ちゃんとオムレツ食べて、タコ料理も食べるんだ！っと。
 

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