ワルン・ロティ日記4

ワルンロティ日記5が始まりました。今後ともよろしくお願いします。
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2017.10.28

ガリシアのタコは、ライ麦パンとメンシアの赤ワインがお決まり

  7月のガリシアのタコ料理のお話しの続き。 マヌエル先生のおばあさまはなんとパン焼き職人だったとか。 実家には水車があって、粉を挽いたまま残って居るとか。   タコ料理もライ麦パンに載せて食べると、タコのオリーブオイルがパンにしみて 磯っぽさも加わってすっごくおいしい。 素朴なライ麦パンは「ガリシアのタコ」にかかせないのだと。 そして、ワインは「メンシアという品種の赤」がお決まりなのだと。   タコ・・は赤ワイン・・なんですね。パプリカが利いてるから良い感じ。   「タコは海のものなので香りを残すようにあまり洗いすぎないように、 内臓は取ってから冷凍します。タコは海のなかで田野生物から身を守るため口に墨を持ちます。 この、オリーブイオイルと2種類のパプリカと塩で料理した「フェイラ」という料理が1番ここ ガリシアで有名なのです。」 「でも本当にポルボ(タコ)のおいしい村として有名なのは内陸のメリーデやカルバリーリョという村なのです。 わたしもその村の出身です。昔、その村の人々は海辺の町にいってモノを売るとき、お金のかわりにタコをもらって帰ったのです。 修道院のお坊さんが集まったタコを見て、何か作ろうとこのフェイラという料理をつくったのです。 フェイラはその村の市場の別名でもあります。」     っと・・続きます。