ワルン・ロティ日記4

ワルンロティ日記5が始まりました。今後ともよろしくお願いします。
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2018.03.31

描けないヴィジョンはみんなおんなじ?

何年ぶりか、すっかり忘れたぐらいに、大学時代の友人がパンを買いにきてくれました。
貿易事務をする彼女。
大きな会社で働いてるらしく、いつまでも若いなあ・・と。

でも、おどろいたことに、いま彼女の仕事は「近いうちにロボットがするように、開発中なの・・・最終チェックは人間がしないと・・だけど」と。

おお! だんだん世の中の仕事が変わってきますね。

実はオオワダもパソコンのキーボードがたたけるのは、彼女と一緒に大学時代に近くのタイプライター教室に通ったから。
英文タイプのあの学校・・。妙齢のご婦人が先生で。
木造の家の一部屋に木製の机とタイプライターがなんだいも。
そこで、指の置く位置とかから、紙送りとかから練習したの。

一行打つと、チーンという音がして、
また右から左にヘッドを移動させて・・。
結局、指の動きの練習をするわけだから、先生はときどき見回るだけで、
先生が与えてくれる、「じゃ、こんどはこの文字を打って」と渡された紙を睨みながら、
ほとんど1人で1時間、タイプライターに向かっているの。

タイプライター検定も受けたけど、何級だったのか忘れました。
あの検定も、そうそうその後でてきたワープロ検定も、いまはどうなったのかしら??


世の中がどんどん変わるから、仕事もどんどん変わって、なくなってしまう職種も多いのでしょうね。

先週届いた、B&Cというパンの業界誌に、
「女性のパン職人はみんな未来のビジョンが立てられない状況で、不安に思っている・・・」という、
パン屋の女性オーナーシェフの言葉があったけれど、

ビジョンが立てられないのは、いまの社会、み〜んな同じコトなのかも・・・と。

パン焼きもロボットがつくる時代が・・くるのかなあ・・、ああ・・もしかしたら、もうすでに???

農業だけはロボットにはできない??

「これから目黒川へ、お花見にいくの」と言っていた彼女、桜を、人の賑わいを楽しめたかな。