ワルン・ロティ日記4

ワルンロティ日記5が始まりました。今後ともよろしくお願いします。
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2018.08.13

変化していくポルトガル料理 「干し鱈とポテトの卵とじ」

「バカリャウ・ア・ブラース」 干し鱈とポテトの卵和え・・と訳されるポルトガル料理。 スペインとポルトガルは隣だし、ガリシアはポルトガルのすぐ近くだから、 同じようなお料理があって、 この鱈とポテト入りのオムレツみたいなお料理も、ガリシアで食べたし、 銀座コリドー街の「バル・デ・オジャリア」でも、看板料理。   渋谷のマヌエルだったか、ポルトガル料理店の老舗のこのお料理がポルトガルで食べたお味に近かったかな・・ でも、ファミリーが、「バル・デ・オジャリア」で食べたのがおいしかった・・っていうから、   ちょっと作って見る気になって、「家庭で作るポルトガル料理」(丹田いづみ著)をひっくり返して 作って見ることに。 さて、おいしくできるかな。   本場もんは、細切りにしたポテトを水にさらして、素揚げにして、干し鱈の水で戻したものと 卵で和える・・みたいなオムレツなんだけど、 日本では、干し鱈は「塩たら」を使えばいいし、ポテトもポテチの細切りを買ってきて いれればいい・・って、抜け道を聞いていたので、 いそいそと近くのスーパーに行ったのだけど・・   「塩たら」はないし、細切りポテチもないし・・。 生のたらを一晩、塩して置いておく時間もない・・。   ああ・・いったい今夜の夕飯はどうなることやら。
こうやって、立派なレシピがあるのに、変化させちゃうと・・だんだん微妙になる。
  写真は、そう、そのポルトガル国境近くの、ガリシアのパン屋のバゲット。 こんなの添えて食べたらおいしいかな・・。 まあ、ワインだけでも、いいワインをいただくことにしよ〜。