ワルン・ロティ日記4

ワルンロティ日記5が始まりました。今後ともよろしくお願いします。
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2018.09.22

渓谷の景勝地のはちみつ屋さん

8月のお話し。ミリアの山へ登っていった時のこと。   海辺からぐんぐん山を登っていきます。 途中、渓谷が美しくみえる広くなったところで、展望所みたいになっていて、 おばさんやおじさんが蜂蜜と、ラキ(クレタ島の蒸留酒、島の人達は朝からラキを飲む・・)、オリーブオイルなどを売っています。 蚊を寄らなくするハーブクリームも。 みんな喜んで冷やかして買い物します。 クレタ島はハーブの蜂蜜で有名なんです。   バスは渓谷を望みながら、進みます。 なるほど〜、大型バスはムリなので、中型二つのバスになったのもわかります。 すれ違いができるかどうか・・微妙な道。 とうぜん片側は、崖下。   ミリアの村は、マウンテンンリゾートとして地球の歩き方にも載ってるのですが、 じっさいにここまでくるのは、個人旅だとどうしたらよいのか・・。 レンタカーは緊張の連続だろうなあ・・と。   ば〜っと視界が開くと、向こうの山と途中の盆地がみえます。 そう、クレタ島は山がたくさんあるんです。エーゲ海のイメージしかなかったのだけど・・。 牛を飼うほどの牧草地帯がないから、放牧は、羊と山羊。 チーズも羊と山羊。 そうすると羊飼いが必要だから、パンは持ちの良いラスク・・と繋がってるんですね。地形から。   山をどんどん登っていく2台のバス。 先頭は、若い方の運転手さん。うねうねの砂利道だけど、なんだかうれしそう。   どうして、こんな山の上に集落ができたのか・・。 たどり着いたあとに、ミリアの人が教えてくれました。 エーゲ海の島々は、昔から海賊の狙うところだったそう。 海の近くに村をつくると、すぐに海賊がやってくる。 海賊におそわれないように、どんどん村は山の奥にはいっていたのですって。 でも、昔はどうやって里に降りたのかしら?
やっぱりロバさんの活躍かしら・・。