ワルン・ロティ日記4

ワルンロティ日記5が始まりました。今後ともよろしくお願いします。
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2018.01.02

マカオのポルトガル料理その2


ずっ〜と食べたかったポルトガル料理 鴨の炊き込みご飯。年末に食べてきました。

ワルン・ロティのポルトガルにツアーを組んだのは2度あるのですが、6月と、たしか8月。

どちらも暑い頃だったせいか、ポルトガル料理名物のひとつ「鴨の炊き込みご飯」 Arroz de pato アロース・デ・パトに
出逢えなかったのです。

リスボンでホテルの人に聞いたら「どこでもやってるよ〜」なんて言われたのだけど、
街にでてレストランで、「鴨の炊き込みご飯、ありますかあ?」って聞いて回ったのだけど・・何軒もに
「きょうはないです〜」って。

だから、マカオで食べて見たくて、置いてあるレストランを調べていきましたよ。
タイパ地区の「レストラン・アントニオ」
日本人も沢山行かれるそうで、JCBカードで支払うと10%引きなんですって。
予約必須らしいので、日本から席だけ予約。
たしかにお店の前には予約なしで待ってるグループ。満席と断られるグループも。
3階まで客席は満席。

3階の席に案内していただいて、2人のサービスの女性たちががんばってて、行ったり来たりしてるのだけど、
2人の疎通ができてなくて、そういうところ、面白い。

どうせ混んでるだろ〜と、食べたいものはしっかりメモをして、オーダーに時間を取らないようにしていったの。
HPにメニューを載せているレストランだと、これが出来るから、助かります。
で、ひとりのお姉さんに
「 Pasteis de Bacalhau(干し鱈のコロッケ)、 Creme de Marisco(魚介のスープ)、 Grilled Sardeine(イワシのグリル)
Arroz de Pato(鴨の炊き込みご飯)、 Carne de Porca a Alentejana(豚とあさりのアレンテージョ風)  , African a Galinha(アフリカン チキン)」

って書いたメモを渡したら、
「まあ、素晴らしい選択!どこのホテルのアドバイス?」なんて聞くのだけど、
「そうじゃないの。わたしがポルトガル料理が好きだから・・」なんて応えて。
でも、
「う〜ん、この人数じゃちょっと一皿ヘラした方がいいわよ。アレンテージョをパスすれば、完璧よ!」なんて。

豚とあさりのアレンテージョ風は、ポルトガルのエヴォラで食べてきたので、とっても比べてみたかったのだけど、
ここはおとなしく従ったほうがいい・・と、ひとさら、ヘラして。

コロッケはとってもよかった。ポルトガルで食べてきたのよりより中身が工夫してあるようで。
魚介のスープは、やっぱりおいしい。ポルトガル料理の魚介のスープは超美味しいの。お出汁がしっかりの海老のビスクのようでパプリカも効いてて。
鰯のグリルは、フェルナンドの方がベター。 
アフリカンチキンは、マカオ料理で、スパイスに漬け込んだチキン。こちらは海外では初めて食べたのだけど・・・?

で、鴨の炊き込みご飯。一見、なんてことない黄色いご飯にソーセージが載ってて、
「鴨の出汁で炊いた・・」と聞いていたので、まあ、そういうご飯か・・とおもったら、驚き!

中に鴨がごそごそと骨付きで炊き込んであって、おまけにオーブンで焼いているので表面はパリパリ。

これ・・・いいわあ・・・。進む・・進む。

ちなみにワインは、「ルイス・パト、バイラーダ」ってのをリストに見つけたの。
白ワインで。「ルイス・パト」さんは、有名なワイン醸造家で、日本でもファンが多い。
でも白は珍しいので、頼んでみたら・・
あれ? 来たのは赤。

赤でもいいか・・とおもったけど、お値段がちょいコワイ。ので、「やっぱり白を」と頼んだら、欠品。
ま、ルイス・パトのワインは、日本でも手に入るし、ってことで、アントニオお薦め?とか書いてある白にしましたよ。