ワルン・ロティ日記4

ワルンロティ日記5が始まりました。今後ともよろしくお願いします。
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2018.11.03

この週末はうららかに営業しております+ラキの蒸留工房

ひさしぶりに晴天が続いている東京。
行楽日和のなか、パン屋ワルンロティはのどか〜に営業しております。

ので、またクレタのお話でも。
写真がヴァトス村のラキの蒸留工房。
醸造するのはニコスさん。   「村には10個ぐらいの醸造所があるけれど、あらたに造るわけにはいかないんだ。 国に許可を得ないといけないし、いまは国はあたらしい醸造所を認めないから。 1リットルつくると1€の税金を払わないといけないのさ。 でも、自分で飲む分はいい・・ 飲んじゃうと消えちゃうから・・(ここ、オフレコかも・・)」   「ぶどうの搾りカスと、液体と、実をぜんぶ入れて、少しづつ蒸留する。 1週間かけてつくるよ。1年に1トンぐらいは造るよ。 200㎏ぐらいは自分たちで飲んで、あとは友人達に売るのさ。」   「10月ぐらいから造るよ。え?村の醸造所によって味が違うかだって? いや、同じさ。」   と、簡単におっしゃったけれど、どうして、どうして、 とってもまろやか〜〜なんです。こんなまろやか〜〜な、味わいのぶどうの絞り粕の蒸留酒は飲んだことない。 イタリアのグラッパの高級品だって、ちょっと方向性が違う。   どうやらこの、少量生産の手仕事ゆえ、だとおもんです。 薪で蒸留するなんて・・日本に輸入されてるレベルのぶどうの絞り粕の蒸留酒なんてムリですものね。   もっと買ってくればよかった・・。 たった1本しか買ってこなかったし、ここのフルーツリキュールもものすご〜〜く美味しかった。 たしか5€だったの。 またいかなくちゃ、クレタ島。   そうそう、いまはポルトガルが旅行ブームらしく、 日本ポルトガル協会からくるお便りも、なんだか賑やかしい。 「ポルトの恋人たち」って映画も封切られるってPRしているし、 4月には、ポルトガルツアーがあるらしい。 ポルトガルのお菓子工房に2軒いって、お菓子作りもできるって。 いいな、と思ったけど、 しかし・・8日間で52万円弱 おお〜〜〜! 菓子工房にいかないで観光ツアーは46万弱。 う〜〜ん。 相場なのか、強気なのか・・さあワカラナイ。   ポルトガルに2年続けてツアーを組んででかけてから、もう6年もたってしまっていました。 ああ・・愛しのポルトガルよ〜〜。