ワルン・ロティ日記4

ワルンロティ日記5が始まりました。今後ともよろしくお願いします。
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2017.10.18

東京・大塚の「ぼんご」のおにぎり



大塚のレアンドロの鈴木さんにマデイラのアドバイスをいただきにいったのだけど、お店はお休み。ちょうどポルトガル・マデイラ島に収穫の手伝いに行っていて帰ったばかりで、ひと息ついていたところ。鈴木さんとお話しはできたのだけど、ランチをとおもっていたのにアテが
はずれて、お腹が落ち着かない。
 そこで思い出したのが大塚で大人気のおにぎり屋さん。ワルン・ロティのお客様も行ってみたってずっと前に話してくれた店。
大塚北口からすぐ。
 たちぐい蕎麦屋のような風体のお店の扉をあけると、カウンターにびっしりお客様。運良くあいた席に着くと、メニュウと、「冷たいお茶と温かいお茶とどっちにします?」と、聞いてくれます。
 店内は、なんというかいろんな族のお客様がいて、サラリーマン風やら、化粧がビシッときまったOLさん風とか、ネットで仕事しているようなお兄さんとか、肉体労働系らしい人とか・・隣は、常連のきんじょのおばさん風。
 常連さんも一見さんもみんな静かに職人さんがおにぎりを握るのを待ってます。
だあれも、無駄話していなくて、静かな秩序がそこにあります。
 ほとんど一人で来ていて、二人連れが一組ぐらい。それも静かに会話しています。

あまりに静かな秩序におののいて写真を撮るのも忘れてしましました。
 「あ・・すじこと、さけ・・あ、やっぱりしらす。あとなめこのお味噌汁」と、近所のおかあさん風のお店の方にオーダーします。
おにぎりは、2個と豆腐のお味噌汁だと560円がランチ、3つおにぎりのセットもあって、お豆腐のお味噌汁はおかわり自由。
なめこになると、なめこを椀にいれて葱をいれて、おとうふのお味噌汁を注いでくれます。

 ぜんぶ注文があってから握るから、持ち帰りの人が待っていると、待ち時間が長くなります。
「この道何年」風のおじさんがもくもくとおにぎりを握っています。

やっと持ち帰りの人の分が握れて、そこで若いお姉さんと握りを交替。

おじさんは上着に付いた米粒を払ってどこか外へふらりと退場。こうなるとそのおじさんの方がおいしく握れるんじゃないかと、
思ってしまいます。

 みんなひと言もいわず、お味噌汁が来て、おにぎりがくるのを待っています。
この雰囲気はラーメン屋さんに近いかも。

 「すじこは柔らかいから崩れやすいですよ。」と、目の前に登場した三角おにぎり。

すじこはあまりにたっぷりはいっていてしょっぱいくらい。あったかご飯とたっぷりの具とパリッとした香りのよい海苔。

この一口を心待ちにして、みんな来るんですね。あとからあとから。

写真は、クッキングスタイルズ自由ヶ丘で、シェフ川崎さんがつくってくれたスペアリブのほっこり焼き。
川崎さんのこのスペアリブのほっこりが好きでした。残念ながら彼女は来週で撤退します。
おいしいほっこりを食べ収めしてきました。