ワルン・ロティ日記4

ワルンロティ日記5が始まりました。今後ともよろしくお願いします。
https://warungroti.home.blog

2018.06.06

ゆっくり廻ると中尊寺って奥深いんですね〜

平泉ワイナリーのフラッグシップの束稲シードルのラベルデザインをお願いするアオヤマヤスコさんに、
平泉の空気感を感じていただこうと、畑と、ワイナリーのあとは、やっぱり中尊寺に。

仙台にお住まいながら「中尊寺は行ったことがないんです・・」というアオヤマさん。
いままで、何人か友人を中尊寺にお連れしましたが、まあ、やっぱりアーティストは見方が違います。

彼女の視線をたどって、ゆっくりゆっくり中尊寺を見学すると、古くからの杉並木の杉の木のたくましい息吹、
緑に燃える紅葉の枝のそよぐ感覚・・。

途中で、ブロンドの外人さんが熱心に木の根元を写真に撮っているところに出会いました。
大きな杉の木の根元はもう地面から盛り上がっていて、木のうろ、がらんどうのような、根なのか幹なのか分からなくなりながら
からみあって大木を支えています。
その姿を写真に撮る・・って、視点が、「やっぱりこのガイジンさんもアーティストなのかしら?」と。

その後、彼女を毛越寺の前でもみかけました。「平泉、レンタサイクル」の看板を前カゴに貼ったママチャリみたいなレンタサイクルに乗って、
途中途中、立ち止まっては写真を撮っています。

そう、アオヤマさんも、ゆっくりゆっくり、ひとつひとつ確かめるように観ていきます。
金色堂に滞在時間が、オオワダも最長記録でした。
「お堂の前にお集まりください・・」と、流れはじめる、金色堂の中の説明のアナウンスを、3ローテーションは聞きました。
そうやって、じっくり時間をいただいて鑑賞すると、
まあ、あらためて、螺鈿細工の美しいこと・・。

老眼のせいか、近視のせいか・・・チカチカして輪郭が定かでは、ないのですが・・。

「天井の上はどうなっているんでしょう・・」と、聞かれて、さて?と、しゃがんでみましたが、金色堂は大きなガラスケースに収まっていますから、
みえません。
係員の方に聞いてみればよかったなあ・・。

中尊寺と毛越寺をみてもらおうと思った午後でしたが、中尊寺で2時間半。

「中尊寺で2時間半なら毛越寺は1時間半かかるねえ・・」と、あやめの館長さんのおくさん。

その日は毛越寺はさくっと5分で流していただいて、翌朝ゆっくり廻っていただくことにしましたよ。

夕飯は、きんいろぱん屋のスタッフ、館長さん、産直あやめのメンバー、道の駅平泉のおくさんたち・・と一緒に、
隣町のレストラン「ラパン」へ。

みんなで車で乗り合って、隣町のレストランへでかけるってなんだかウキウキ。
みなさん歓迎してくださって、あったかい町です。平泉。