ワルン・ロティ日記4

ワルンロティ日記5が始まりました。今後ともよろしくお願いします。
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2018.08.01

おいしいと人気のエンパナダを焼く、セア村近くの注目の若手パン屋「ガストイ」

ローザさんとの出会いは、ほんとうに時の運でラッキーだったこと。 セア村に泊まらないとできないことでした。   そう、もうちょっと早くから朝の散歩をしたかったのに、 車を停めていた村の広場が、なんだか市場になりだしていて・・・ヤバイ、このままでは市場の人混みで 車が出せなくなるかも、と、別の白枠(白い枠はタダで駐車できるスペースと聞いていたのだけど・・)にゴルフを移動させたら、 近くのベンチに座ってたオジサンたちが、 なんだか話しかけているような、そんな風で、 「・・・ポリース・・・・」と聞こえたのです。   どうやら、ここに停めてるとポリスが来るって事を注意してくれてるらしくて、 それで、車を安全そうな宿の入口の坂道に移動さえてたの。   そんなこんなでローザさんのパン焼き小屋には小一時間ほどいたから、 帰ってきたのが、10時過ぎ。   あわてて荷物をまとめて、宿を出ようとすると(小さなお宿だから、いなかったらカギは置いておいて、自由に出てね、と言われていたので) 宿主の女性が2階の掃除から降りてきてくれて・・。 「たくさんセアのパンを楽しめたのね、よかった・・」と。 まだ小さな赤ちゃんがいるオーナー夫妻。 簡素だけど丁寧な接客、、バスタブもある可愛らしい部屋で、 小さな宿に泊まってよかった、と思えるお宿、 Casa Manoso さん ありがと〜。   実はこのころ、エリコ嬢たちは、路線バスでオーレンセから、モンテレイへ行っていたの。 モンテレイというワイン産地で、いま注目のビオワインのスーパースター、キンタ・ダ・ムラデッラのホセ・ルイス・マテオに会いに。 でも10時約束っていってたから、 そうすると朝のセア村は探索できないかな、と、セアにいることにしたの。   まだまだ行ってみたいパン屋もあったし。   とりあえずは、セアから少し離れたパン屋さん、ガストイへ。 ここのシェフは、このところ若手で注目されている、ちょっとスーパースター的存在らしい。 なるほど〜、かっこいいタイル張り、カベにはイベントの案内が沢山。 そして、バゲット・・・。 でも、エンバナダ。   エンパナダはほんとうにガリシアではどこでも食べられる逸品。 「ツナと、鱈と、鶏があるよ・・」と薦められ、 ツナと鱈を買いましたよ。
写真は、一枚を包んでくれてるところ。右手のまな板にももう一枚が。
ここのエンパナダは半月形。皮が硬いの。端っこはかじれないくらい。でも具がリッチだったわ。