ワルン・ロティ日記4

ワルンロティ日記5が始まりました。今後ともよろしくお願いします。
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2018.09.07

「いちじくのブリオッシュ」始めます!

すこし暑さがやわらいで・・というか日が暮れるのが早いですね・・。
秋の空気を感じながら、ことしも「いちじくのブリオッシュ」をはじめます。
この夏はいちじくは豊作なのかしら?すこし出てくるのが早かったですね。愛知のいちじくをウチで煮たフィリングです。

さあて、ギリシャはエミレーツ航空でドバイで乗り継いで・・
アテネに到着したのが午後。
その日のうちにアテネからクレタ島にフェリーに宿泊しながら向かうのですが、
その前に、ちょっと一息。

ずっと現地での手配をしていただいたマリアさんと初対面。
ブロンドの美しい品のあるご婦人。
60代は超えているような・・しっとりとした日本語をお使いになります。

村上春樹の小説「1Q84」を日本語からギリシャ語にすべて翻訳し終えたばかりとのこと・・。
あの難しい言葉(作り言葉がありますよね)の小説を翻訳なんて・・すごいなあ・・と、
実は、一冊持って行っていたの。
単行本。
マリアさんにギリシャ語でサインをしていただきましたよ。

面白いのはマリアさん「ギリシャへようこそ、まずはみなさんでピレウスの港に向かう途中にスーパーマーケットに行きましょか?」
ですって。
初めてです。まずはスーパーとは。

まあみんなスーパー大好きなので、大喜び。
向かったスーパーはセレブにとても人気のスーパーのよう。
「ここは日曜日はお休みなのです。多くの大手のスーパーは日曜日も従業員を働かせようとしますが、ギリシャは普通の人は日曜日は休みます。
従業員にもやさしくて、良い品物を集めていると、とても評判のよいスーパーなのです・・」と、
たしかにとても買いやすいし、みんなフレンドリー。
そして入口のあたりに、貧しい人たちのためのコーナーがある・・。こういうのは日本ではないです。

チーズコーナーにチーズがたくさんあるのにまずは驚き。
日本にはギリシャチーズは、白いお豆腐みたいなフェタしか、紹介されていないし、輸入されていないから。

ギリシャの旅はこれからなのに、さっそくお買い物。
燻製したセミハードのチーズと、羊のヨーグルト。
「ヤギのヨーグルトも羊もあるけれど、羊のほうがちょっとあまみがあって高級品なのです・・」とマリアさんがおっしゃるから。
大きなカットはかえないから、ちょっとだけくださいな、のフレーズ「リゴ パラカロー」が、最初につかったギリシャ語になりました。

旅はわくわく、おいしいもので始まります。