ワルン・ロティ日記4

ワルンロティ日記5が始まりました。今後ともよろしくお願いします。
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2018.09.11

ギリシャでの初ディナーは「エビのクリタロト」・・とか

アテネからハニアに向かうフェリーのなかで、食いしん坊たちがレストランに集まりました。 メニューはギリシャ語と英語の補足。   さて、何を頼んでみたらよいか・・。 まずは、ギリシャ風サラダ。これはこれからの道中、毎日食べることに・・だって、新鮮野菜にフェタチーズ、かる〜くオリーブオイルがおいしいんです。 そして、前菜から、ギリシャ風ムサカ。 ギリシャ料理といったら日本では「ムサカ」ですよね。 やっぱりムサカから始めないと・・・と。 フェリーのムサカは、壺焼き風。大きめのココット風の陶器にたっぷり、茄子と挽肉とポテトとチーズが重ね焼きに。   そして、パスタから2種。ギリシャ風のパスタのよう・・だなあ・・と読み取れるものを。   まずはひとつ Seafood "Krtharoto"with slow-cooked octopus ,shrimps, sauteed calamari   と、もひとつ  “Matsata”-traditional pasta from Folegandros-with shrimps ,bell peppers and basil   くいしん坊たちで問題となったのは一つ目のパスタ。 Kritharoto そのときはなんて読むのかわからなかったけど、調べてみると「クリタロト」って言うパスタ料理だそうです。   お味はブイヤベース風のソースのリゾット。その上にエビがドンドン・・と。 このパスタが見た目がお米。まるでお米だけど、どうやら粒ぞろいすぎて、いかさまに見える。 「パスタよ〜」「いやあ。。お米よお〜」ってみんなの意見が割れるから、ウエイターのおじさまに聞いてみたら、 「トラディショナル パスタだよ〜」と、ニコニコ・・そして、ペッパーをスリスリ・・ああ、そんなにかけなくても〜〜。   そう、これはイタリアでは「リゾーニ」と呼ばれるお米状のパスタ。Orzoとも呼ばれるのね。   「クリタロト」というこのお米状パスタをつかった魚介スープリゾットは、お料理 キクラデス諸島のティノス島などでも有名なお料理だそう。   すっごくお出汁をすったパスタがおいしかったのだけど、このフェリーの上でしか、その後のギリシャツアーではみかけなかったというか食べられませんでした。   「Matsata」は、フォレガンドロス島のパスタだったそう。 平たいパスタなんです。パスタが・・おいしい〜。 それに、やっぱり海老が載ってて・・チーズも。   フェリー・ギャラクシーは、クレタ島のハニアへ向かう船、 だいたいの人が遊びに行くひとたちだから、こうやって地方色豊かな食を提供しているのかしら? ワインもいろいろとそろっていて、おもしろいの。 そして、安い。Athanassiadi  というワイナリーのサヴァティアノ種の白ワイン、そして赤ワインを頼みましたよ。 レストランなのに〜1本12€。